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十一代目又四郎 - matashiro -

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十一代目又四郎 - matashiro -

【再入荷】純米吟醸酒「紅天女」

¥2,800

※できるだけ多くのお客様にお届けしたいと思っておりますため、一度のご注文につき、おひとり様3本までのご注文にてお願い申し上げます。


日本酒「紅天女」は、凛とした味わいに深い米の旨みを感じられる純米吟醸酒です。

水と土と風と火とつながり、天と地の声を聴く「紅天女」。
“神に捧げるお酒”として、その佇まいを1本の形に写し取りました。
全て人の手で丁寧に醸造し、水は山からと海からの伏流水が絶妙に混じり合った酒造名水「宮水」と、米は山田錦の系譜である兵庫県産「兵庫夢錦」を使用。六甲山から吹き降ろす風「六甲おろし」の力を借り、しぼりたての酒に「火入れ」をして熟成させることで、完成しました。

自然からの恵みに感謝し、その豊かさを感じて頂けると幸いです。
また、神棚などにお供えされる際は、お下げした後でぜひ美味しくいただいてくださいませ。

<特定名称>
純米吟醸
<原材料>
米、米麹(全て兵庫県産「兵庫夢錦」)
<容量>
720ml

※問屋・酒販店様によるお取扱いのご相談は、(株式会社安福又四郎商店/MAIL: daikoku.m@gmail.com )よりお問い合わせください。
※未成年者の飲酒は法律で禁止されております。

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Reviews of this shop

■荒れた世を照らし、世界を光で包む「紅天女」

1997年。阪神・淡路大震災からの復興を願い、日本酒「紅天女」は誕生しました。
そして2021年。100年に一度と言われるコロナ禍の終息を願って、再び、日本酒「紅天女」は世に生まれ出ることになりました。

漫画家・美内すずえ先生による、連載が20年以上にわたる大ベストセラー『ガラスの仮面』。女優をめざす主人公の北島マヤとライバルの姫川亜弓が競い合い、成長していく物語ですが、その中で至高の演劇、幻の名作として描かれるのが作中劇『紅天女』です。

※作中劇『紅天女』の物語とは…
はるか昔、天下が乱れ大きな変事が続けざまに起こっていたある日。高徳の僧が目にしたのは、日輪より現れた梅の樹が紅の花を咲かせるやいなや天女の姿に変わり、闇を照らし、世界をたちまち光で包んでいったという女神の姿。
さらに時は流れ、南北朝の動乱の世。天皇の夢枕に七日七夜、天女が立ち「我が姿を彫って祀れば世の乱れは鎮まるだろう」と告げる。天皇の命を受けた仏師が旅立つが、旅の途中で一人の法師が現れ「千年の梅の樹を探して彫れば魂のこもった天女像ができあがるだろう」と南を指差し、忽然と消える。南へ旅を続けた仏師は、ある谷で一人の乙女と出会い、恋に落ちた。その乙女こそ、天を父とし大地を母とする、天と地をつなぐ存在であり、まさに探し求める千年の梅の樹の精であった…

漫画『ガラスの仮面』ではまだその結末は描かれていませんが、『紅天女』は人間の精神の葛藤の物語であり、“自然の恵みを謙虚に受け止めよ”という美内先生のメッセージでもあります。

■神に捧げるお酒「紅天女」を紡ぐ縁

その『ガラスの仮面』は1975年以来今なお連載が続くベストセラーですが、『紅天女』の章に入ってからストーリーが進まず、美内すずえ先生は実際に梅の木で仏像を彫ってもらおうと、知人の仏師に依頼していました。
相応しい梅の木は香川県観音寺市で見つかったものの、肝心の仏像のイメージが浮かばない。困っていたところ、知り合いであった当時の当主(十代目又四郎)の長女から「蔵元には『梅之樹』という水戸藩御用達の銘酒があり、かつて水戸藩主が邸内にあった梅の木を見て銘を与えた」という縁起を聞いたのです。
前年の阪神・淡路大震災を受けた神戸に復興支援として何かできないかと考えていた美内すずえ先生は、蔵元と会うことに。

そして1996年の9月22日、当日。
胸の中に不意に飛び込んできたのは「紅天女のこと明かす…」という言葉。わからないまま、その日の夕刻に会った蔵元から見せられたのは、1枚の写真。

「昨日、急に本棚からアルバムが落ちてきて、開いたところにこの写真があったんです」
紅天女が、初めて姿を見せた瞬間でした。

(中央右手、観音像のように見えるのが旧安福邸にあった梅の古木)

その写真に写った梅の古木は、大きな縦長の冠をかぶり髪を垂らし、首のあたりには着物の襟元が見える。左手には梅の一枝を持ち…まさに紅天女のイメージとぴったり重なりました。
この縁は偶然ではない、神の縁だと感じられたといいます。

1996年の夏。前年の阪神・淡路大震災で被災した蔵元と美内すずえ先生が、復興のために何かできないかと考えていたタイミングでした。
そんな両者の祈りを込めて誕生したのが、日本酒「紅天女」です。

■イラストは、梅の古木に見た「紅天女」を描き下ろし

お酒に一枚一枚手貼りされるラベルには、神々しい「紅天女」の姿。
これは梅の古木の写真に美内すずえ先生が見たその姿を、絵に描き起こしていただたものからデザインしました。(1997.9.17描き下ろし)

■美内すずえ先生からのメッセージ

「太陽・空気・大地・水など、自然界の恵みを集約した“酒造り”は二千年前の大和時代には重要な神事でした。ですから、この日本酒『紅天女』には大地の恵みである“米”そして“水”を大切にした、神に捧げる高貴なお酒であってほしいと思います。お酒は自然界の恵みのエッセンスであり、日本文化のエッセンスでもあります。

これらの意味からも『紅天女』は、“自然回帰を促し、自然に感謝する象徴”であることを思いながら、味わっていただきたいお酒です」

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