大黒正宗「一ツ火」 1800ml
酵母による複雑な旨味と甘みが、冷温熟成と瞬間火入れによってまるくやさしく感じられるお酒。
原酒が基本となる「大黒正宗」の中でもめずらしく、六甲山系の伏流水を加えることでより呑みやすく、燗酒にする(あたためる)ことで極上の味わいを感じられます。
やわらかいお酒の旨味がやさしい味の食事と相性良く、お互いをふわりと引き立て合い、出汁のきいた煮付けなんかもう美味しい。〝絶品の食中酒〟と言われる大黒正宗の代表格です。
ハレのお酒と対照的なケのお酒。
燗も冷もおすすめ。ぜひ温度帯を変えてお楽しみください。
<造りについて>
味わいの出やすい酒米「兵庫夢錦」と、兵庫の酒造り名水「宮水」に、香りの立つ酵母を組み合わせて醸造。磨きを60%にすることで米の旨さをしっかりと残した味わいのあるお酒です。
「一ツ火」のベースは、「しぼりたて」を冷温熟成させた「なまざけ」をさらに1回の瞬間火入れで酵母の活動を止め、六甲山系の伏流水で割水して飲みやすく調整したもの。
火入れによって劇的に変わる味の変化を飲み比べていただくのも面白いです。
□醸造方法:吟醸造り(発酵温度を高めて味をのせる)
□火入れ:1回
□原料米:兵庫県産 酒造好適米「兵庫夢錦」
□精米歩合:60%
□仕込み水:灘の名水「宮水」
□アルコール度:15度
□保存方法:高温、直射日光を避けて、冷蔵庫で保管
<原材料について>
米、米こうじ、醸造用アルコール
■米:「兵庫夢錦」
…兵庫県の酒造好適米「兵庫夢錦」。「菊栄と山田錦を交配したF2」と「兵系23号」を両親に兵庫県で育成されている、いわゆる「山田錦」の孫にあたります。大粒で芯白の発生がよく、酒造適正が高い酒米。
■仕込み水:「宮水」
…灘を一大酒造り地域にのしあげた、酒造りの名水「宮水」。
酵母の栄養となり増殖を促進するリン、カリウムなどのミネラル分や、麹から酵素が溶け出すのを助けて酵素作用を高めるカルシウムを豊富に含む硬水です。
従来、日本酒は夏を越すと「火落ち」といって味が悪くなるのが一般的であったのに、灘地方で生産されたものは「秋晴れ」といって、味が一段と芳醇になります。
■割り水:六甲山系伏流水
…できあがった原酒をのみやすい濃度まで下げるための割り水には、宮水と同じ、六甲山系からの伏流水(酒造用水として厳格に品質管理されています)を使用。
※未成年者の飲酒は法律で禁止されております。